こんにちは、Seibiiチーフメカニックの杉村です。

私たちSeibiiでは、オイル交換、バッテリー交換、ドライブレコーダー取付、タイヤ交換、エアコン修理、ガラスコーティングなどの様々な整備、修理、メンテナンス、パーツ取り付けを出張で行っています。最近、お客様より「工場がなくて、どうして出来るの?」「出張でどこまでの作業が出来るの?」と質問される機会が増えました。

そこで今回は、Seibiiでメカニックとして働く私が、出張整備で使用している出張整備カー(サービスカー)の紹介をさせて頂こうと思います。

1. 車のコンセプト

私の車のコンセプトは「オールマイティカー」です。

「仕事」「趣味」「買い物」「車中泊」、車は移動手段だけでなく、本来色々な良さや使い方があると思っています。

「移動するだけ」「仕事するだけ」の乗り物にするのは勿体ない!と考えているので、仕事も趣味も一台にまとめられれば理想的ですよね。

今、私がSeibiiの出張整備で使用している車はその全てが出来るように作りました。

Seibii出張整備カー(サービスカー)

2. 載せている工具・備品

車に乗せている工具は、クラッチ交換が出来るくらいまでの工具です。

私は車のレースにメカニックとして、またドライバーとしても参加しています。従い、レース当日に必要な工具類を全て積んでいます。

レースでも対応できる工具一式があれば、一般車の整備、修理、メンテナンス、パーツ取り付けの大抵の作業には十分に対応できます。

積載工具

  • メイン工具(メガネ一式やラチェット、ソケット、プライヤー等)
  • タイヤエアーゲージ
  • ジャッキ
  • リジットラック
  • オイル受け皿、廃油入れ用ペール缶

  • 電動インパクト、インパクト用ソケット一式
  • ジャンプスターター×2
  • ソケット電源空気入れ
  • タップ&ダイスセット
  • コンプレッションゲージ
  • バール等

Seibii出張整備カー(サービスカー)積載工具一式

積載備品

  • エンジンオイル
  • 冷却水(補充用)
  • パーツクリーナー
  • タイラップ
  • ウエス(ペーパー含)
  • グリス各種
  • エアコンガス
  • 電源取り出しヒューズ各種、ソケット電源
  • 合羽、長靴 等

Seibii出張整備カー(サービスカー)積載備品一式

3. 収納方法

収納方法のポイントは「全て」の車内空間を活用するです。

「2. 載せている工具・備品」に記載の工具・備品を全て一台の車の中に載せるには、工夫が必要になります。「取り出しやすさ」や「普段の動線に合った配置」等を考えなければいけないからです。

車中泊・仮眠用ベッド

まず私の車で一番分かりやすい収納スペースと言ったら、「自作のベッド」です。後部のスペースから運転席後ろにかけてベッドを配置し、その下に収納スペースを確保しました。

Seibii出張整備カー(サービスカー):ベッド

ベッドは仮眠や車中泊に利用する為のものですが、普段は、ベッドの上にタイヤや備品、工具を置いたり、作業台としても使用しています。

ベッド下の収納スペース

ベッド下の収納スペースには、「収納かご」を複数設置して、「用途ごと」に工具を分けて、「よく使う順番」で収納しています。

Seibii出張整備カー(サービスカー):収納カゴ

重量のある工具の置き場所

タイヤ交換時など車を持ち上げる必要がある際に使用する「ジャッキ」は、助手席後ろの足元に配置しています。

「重量のある工具」や「持ちにくい工具」は、なるべく左側に置くようにするのが安全だと思っています。理由は簡単です。日本は左側通行の為右側に置くと出し入れする時に車道側で作業することになりかなり危険だからです。ジャッキ降ろしてる最中に車や自転車と接触事故なんてシャレになりませんからね(笑)

天井の活用

そして見落としがちな収納スペース、天井。

ここには釣り竿固定用のバーを使っています。私は、趣味で釣りをする為、バーを複数使い、バーと天井の隙間を収納スペースとして利用しています。

釣竿以外にも、毛布(車中泊兼バンパー等保護用)や軽いものを挟むように置いてます。また、このバーは、濡れた雑巾やタオルを干すのにも利用できるので、大変重宝しています。

Seibii出張整備カー(サービスカー):天井の活用

4. こだわり:動線に合った配置と利便性

私が最もこだわっているのは、「動線に合った配置と利便性」です。

例えば、出張エンジンオイル交換の際の動線は次の様になります。

  1. 車を停めて降りる
  2. お客様に簡単な説明と作業時間を伝え鍵を預かる
  3. 自車に戻り必要な工具を取る
  4. オイル交換作業をする
  5. 廃油をペース缶に移す
  6. 片付けて鍵を返しご説明
  7. 次の現場へ向かう

ここで注目するべきは、必要な工具を取る部分です。

上述の出張エンジンオイル交換作業の場合、車の左側(助手席側)には一度も行きません。必要な工具は全て、バックドアを開けた位置に置いてあることと、車種によって必要なものだけ運転席後ろにまとめているからです。

レースでは「秒」を争いますが、一般車両の出張整備の現場では、「分」を争っていると私は考えています。

無駄な動きを極力減らすことで、予定作業時間よりも5分、10分と短縮できるかもしれません。節約できた時間で、お客様の車の点検作業確認をしたり、お客様とのコミュニケーション時間にあてたりと、時間の使い方は広がります。また、無駄のない動きは、見ているお客様のご満足と安心感にも繋がると思っています。

「魅せる整備」と私は勝手に言ってますが、その魅せるために、工具の配置を拘っているのです。

私は、そこに、「プロフェッショナルとしての価値」を置いています。

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5. 番外編:趣味での利用

最後に、番外編として、趣味での使い方についても、ご紹介させてください。

私がレースに参加していることは前述の通りですが、レース前日は、深夜2時等に家を出ることが殆どです。

そして、私が所属するチームの本拠地は茨城県。ホテルに泊まるか、車中泊するか、はたまた野宿か・・・

ホテルに泊まると無駄にお金がかかりますし、野宿は論外、消去法で「車中泊」しかありません(笑)

車中泊をする際は、工具類を一旦定位置からずらし、自作のベッドに布団を敷いて、そこで一晩明かします。(実際は明けていませんが)

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レース以外で車中泊を利用することもあります。電車で行くには遠い飲み会なんかでは、遠慮なくお酒が飲めて、かなり使い勝手が良いです。

また、趣味で釣りもするの、釣り竿などの釣り道具一式は常に車に載せています。
もちろん、本業である整備の仕事の邪魔にならないように、工夫してスペースを作って置いています。

さらに、買い物に行った時にも、荷崩れせずに運べるようにS字フック等を活用しています。

少し長くなりましたがいかがでしたでしょうか。

一台で多用途に使える利便性の高い車、仕事では有能に、趣味でもしっかりと応えてくれる車、私生活で便利な車、そんな車作りもまた一つの車の楽しさではないでしょうか。

私は日々改良を加えて、より良くなるように、毎日楽しくカーライフを送っています。

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最後に宣伝です。

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